めぐるりアート静岡 〜 ミシラヌ「ワタシ｜マチ」に、会いに行く。〜
タク・ヨンファン展
statement
＜螺旋 － いきのこる＞
我々の人生は運命という迷路に迷い込んでいる。
その迷いの螺旋から抜け出るために
芸術家は絵を描く。
それこそが私たちクリエーターが
生き残るための宿命である。
＜遭遇 － めぐりあい＞
幼いときから風景を見るのが好きだった。
どこに行ってもその場所についてるにおいがある。
そしてその風景やにおいは
私のクリエーティブ(創作)にインスピレーションを与える。
静岡は私の故郷と似ている。
豊かなインスピレーション、
良さそうなにおい。
それで好きになってしまった。
＜縁 － つながり＞
人生の中、似てないけどすぐ好きになってしまう人がいる。
離れていてもそのつながりが切られない人がいる。
東京から静岡へ、
静岡から全州へ、
その縁は何があっても何処にいても
結びつけられているだろう。
タク・ヨンファン
めぐるりアート静岡 とは、
「めぐるりアート静岡」は、今を生きる作家を紹介する展覧会です。７名の作家の多くは静岡にゆかりがあり、また、この土地との交わりを作品にして表現します。美術館からギャラリーや映画館まで、マップを片手に、「めぐるり」しませんか。
公式ホームページ www.megururi.net
主催：静岡大学、静岡県立美術館
助成：平成25年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業
展覧会データ
会期：2015年2月3日(火) - 2月22日(日)
時間：11:00 - 19:00
会場：GALLERY UDONOS
休廊日：月曜日
タク・ヨンファン「映像と音楽の夕べ」
映像＋ライブ（丸山研二郎）＋アーティストトーク
日時：2015年2月22日（日）16:00 - 17:30
定員：３０名（要予約）
料金：無料
＜ご予約・お問い合わせ＞
電話：０５４−３４６−７６６９（12:00-21:00）
メール：info@sndcafe.net
卓瑛桓
Young-hwan Tak
映像作家・アニメーター
学歴・履歴
1969年 全州市生まれ（韓国）
1995年 全州大学 人文大学 英文英語学科 卒業
2005年 武蔵野美術大学 大学院造形研究科デザイン専攻映像コース 修了
現在 全州市在住
個展・グループ展
2008年 「イメージ・フェノメナン｜映像の新領域」シルクギャラリー（ソウル）企画
2010年 「雲海之歌｜個人展」ソシンギャラリー(全州)
2011年 「法故創新｜個人展」ギョードンアートスタジオ(全州)
2012年 「一期一会｜個人展」白矢ギャラリー(東京)
2014年 「映像とは何だろうか｜韓日交流展」ギョードンアート美術館 (全州)
主な受賞暦
2007年 Asia Digital Art Award 優秀賞(福岡)
2008 年 Asia Digital Art Award 釜山・福岡ゲートウェイ賞(福岡)
2009年 Feelux Light Art Festival Bronze賞（ソウル）
●卓瑛桓は生まれ故郷の大韓民国全州市を拠点に創作活動を行う映像作家である。CM制作監督としてキャリアを積んでいた卓は、作家活動を開始するために学びの場として選んだのが武蔵野美術大学。現在水墨画のアニメーションが高い評価を得ているのは、日本での経験が十分に活かされているからだろう。在学中に音楽家を通して静岡との繋がりを持った。全州は静岡と似ているところが多いと聞く。二つの地域をモチーフに新作も発表する。（柚木康裕／オルタナティブスペース・スノドカフェ、GALLERY UDONOS代表）
